鮎川誠さん YMOと長年親交 11日死去の高橋幸宏さんに続き…
2023年01月31日 05:30
芸能
▼武田鉄矢(同郷で50年来の友人)長い友でした。博多の街で初めて会ったのは20歳過ぎた頃。フォークとロックのジャンルの違いはあれど、気の合う音楽仲間でした。マコちゃんと一緒に演奏した「あんたが大将」は一番楽しい思い出です。マコちゃん、愛した女房シーナのところへ走ってゆけよ。
▼陣内孝則(同郷の後輩)「リズムはタイトに!ゼイ肉を落として!ガーン!!ちゅうげな…これがロックたい!」という鮎川さんの言葉が今も頭に残っています。完全無欠、唯一無二のロック人生だったと思います。
▼仲野 茂(亜無亜危異)鮎川誠にささぐ。黒のレスポールが日本一、いや世界一似合うギタリスト鮎川君。失礼は承知の上で「鮎川君」と呼ばせてもらいました。俺の中では「さん」じゃなし、九州の人たちは「まこちゃん」「誠さん」と呼んでいたが、あのルックスとメガネと黒のレスポールを持った鮎川誠は俺にとって、やっぱ「鮎川君」だった。残念ながら50周年ニューイヤー・ロックフェスティバルは体調不良のため欠席だったことが、鮎川君にとっても俺たちにとっても心残りではあったと思う。鮎川君に合掌。
▼PANTA(頭脳警察)訃報に接し、返す返すも予定されていた2月6日の「シーナ&ロケッツ」とのジョイントライブができなかったことが悔しくてならない。自分が汗止めにとヘアバンドをしたときに、「ロックやなか!」と苦言を呈した鮎川誠。夏だろうと暑かろうと革ジャンを脱がなかった鮎川誠。そんな彼が、いとおしくてならない。ロックンロール一筋に走り抜いた鮎川誠。その生きざまにふさわしい弔いライブとして2月6日は騒がしくねぎらってあげたいと思う。
▼石橋静河(NHKドラマ「You May Dream」でシーナさん役。父の石橋凌が深い交流)放送前のイベントでシナロケのバンドの皆さんとYOU MAY DREAMを歌わせてもらった。鮎川さんは優しくて、音楽そのもののような方だった。歌い終わった後、なぜか涙が止まらなかった。(インスタグラムで)