EXIT・兼近 犯人の背景報道に怖さ感じる「あんなの絶対に信じてはいけない。あらゆる事に話半分で…」
2023年04月20日 22:37
芸能
その中で黙秘を続ける犯人の生い立ちや人物像や事件背景をメディアが報道することにネットでは是非を含めて様々な意見が上がっている。
兼近は「報道は情報を出す仕事ですから出すしかない状況だと思います。逆に“この話は出さない”とか忖度したらそれが陰謀を呼ぶことになるから良くない」と何が事実なのか分からない世の中になっていると言及。
「ネット情報や誰かが何か言ったら、その言った人は誰?ってなるじゃないですか。芸能界だと“芸能関係者が言いました”って情報は、本当に世の中の人たちは信じるんですよ。悪い意味で信じる人もいれば、疑いながら信じる人もいる。その両方を取って世の中には事実として広まっていく。こういうことが横行してると思います」と報道の現状について口調を強めた。
さらに、この現状は、見る側が簡単に信じる時代になったことが関係していると持論を展開。「テレビでよくやっている犯人の生い立ちなどをよく分からない人が言っているのに、報道してしまうのは怖いと思います。ネットで“コイツ、友達の知り合いでこんな性格だった”みたいな声が、広まってるじゃないですか。あんなの絶対に信じてはいけないはずなのに、そういうのも広まってテレビで報道されている。あらゆることに話半分で本人のしっかりとしたベースを持っておかないといけない」と説明した。