アグネス・チャン、子育て両立のさなか起きた“アグネス論争”回想「ちょっと早かったんですね」

2023年06月10日 21:47

芸能

アグネス・チャン、子育て両立のさなか起きた“アグネス論争”回想「ちょっと早かったんですね」
アグネス・チャン Photo By スポニチ
 タレントで歌手のアグネス・チャン(67)が、10日放送のBS日テレ「おぎやはぎの愛車遍歴」(土曜後9・00)にゲスト出演し、当時波紋を呼んだ“アグネス論争”を振り返った。
 1986年に元マネジャーの男性と結婚し、3人の男の子を出産。その後も芸能活動を続けた。論争は、31歳で長男を産み、子育てと活動を頑張っていたさなかに起こった。

 MCの「おぎやはぎ」矢作兼が「アグネス論争っていうのが、赤ちゃんを職場に連れて行って。それがどうなんだ?って賛否が結構あって」と話を振った。アグネスがテレビの収録現場にまだ小さかった子供を連れて行ったものの、その先進的な考えはまた当時の社会では共感を得られず、猛批判を浴びたというもの。アグネスは参院に呼ばれるなど、社会的な関心事となり、子育てや仕事との両立について多くの議論が巻き起こった。

 アグネスは当時の風潮を、「“女性は結婚して、子供を産んだら家にいたらいい。欲張りしてもしょうがないでしょう?”みたいな部分があった」と説明。しかし、自身は「男性も女性も働きたいなら、家庭を持ちたいならその人の自由でいいんじゃない?と思ったんですけど」と、当時の心境を告白し、「ちょっと早かったんですね」とつぶやいた。

 時代は変わり、共働きや育児休暇など、当時よりは子育て環境が整ってきたほか、世間の理解も高まった。アグネスは「今は当たり前ですね」と話し、「後輩が時々、赤ちゃんを現場に連れて来て、みんながかわいがっている場面を見ると懐かしくて、すごくうれしいですね、見ていて。自由にできるのはいいなって」と、目を細めていた。

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