さだまさし「ずいぶん叱られましたよ」　記念コンサートで破天荒すぎる出来事　立川談春が暴露

　落語家の立川談春（56）が、22日放送のNHK「SONGS」（木曜後10・00）にVTR出演し、番組ゲストのさだまさし（71）の60歳バースデーコンサートで起きた破天荒すぎる出来事を暴露した。 　さだと30年来の付き合いという談春は、2012年に行われた記念の公演で司会を任されることに。午後4時開演で、遠方からの客の帰りの足を考慮し、午後8時前には終わるプランだったという。

　ところが開演すると、さだのトークが絶好調だった様子。最初のゲスト南こうせつ、谷村新司までが25分で終わる予定だったが、この時点で既に1時間5分が経過していた。それでも、さだは「何をおたおたしてるんだよ。ぜーんぜん大丈夫、ぜーんぜん大丈夫」と気にもしていなかったという。3部構成のコンサートは3時間半で終わるはずが、談春は「1部で3時間25分だった」と振り返った。

　アンコールに登場予定の加山雄三は、正午に会場入りし、スタンバイしていたという。しかし、談春は「加山さんが舞台に向かって花道を歩きだしたのが、22時だった」と回想。大先輩もまさかの10時間待ちになったという。

　さだのコンサートといえば、軽快なトークを楽しみにしているファンも多いが、さすがのさだも「これは申し訳ない。お客さんからずいぶん叱られましたよ」と反省。MCの大泉洋からも「でしょうね。どこにも同情の余地がないくらい悪い」と指摘されていた。

　この日の番組収録も2本録りで、押すことができない状況という。「それを聞くとねえ…」と押す気満々のさだに、大泉が「いやいやいや…ダメダメダメ。続いてまいりましょう」と話を強引に打ち切っていた。