東国原英夫氏 市川猿之助容疑者の逮捕に「罪を償い、この悲劇を演目にする役者魂を」 再び論議に

2023年06月28日 15:00

芸能

東国原英夫氏 市川猿之助容疑者の逮捕に「罪を償い、この悲劇を演目にする役者魂を」 再び論議に
東国原英夫氏 Photo By スポニチ
 元衆院議員、元宮崎県知事の東国原英夫氏(65)が28日、自身のツイッターを更新し、歌舞伎俳優・市川猿之助容疑者(47)が母親の自殺を手助けしたとして、警視庁に自殺ほう助容疑で逮捕されたことについてあらためてツイートした。
 27日には猿之助容疑者の逮捕を受け、「歌舞伎の世界で、より歌舞伎的な事件が起こっている。誤解を恐れずに言えば、この物語は壮大な歌舞伎なのかも知れない」とツイートしていた。これには、猿之助容疑者の両親が死亡している事件とあってか、「不謹慎な発言ですね。言わない方が良かったのでは?」「茶化すのは間違い」「2人も亡くなっているのに、こんな軽口叩ける神経が羨ましい」「人の生き死にの問題で、これは言ってはいけないことじゃない?」と批判的な声も多く寄せられていた。

 あらためて東国原氏はこの日、自身の発言を伝えるネットニュースの記事を引用し、再ツイート。「今後の捜査がどうなるか分からないが、仮に有罪になったとしても、きちんと罪を償い、いつの日か、この悲劇を演目にするくらいの役者魂を見せて欲しい」と、前日に示した自身の考えを補足するようにつづった。

 取り方によっては再び論議を起こしそうな投稿に、「歌舞伎界の苦悩を描いたりそれでも生きろ!というメッセージ性を持たせるなら私はアリだと思う」「市川猿之助容疑者の話をモチーフにした歌舞伎の演目が作られないとも言えない。そう考えれば当たらずとも遠からずですね」といった意見のほか、「犯罪者が復帰するのはダメでしょう」「仰る意味は解るが今、発言するのは不謹慎だと思います」など、さまざまな反応が上がった。

 猿之助容疑者は5月18日、自宅の半地下で意識がもうろうとした状態で倒れているのが発見され、2階のリビングで仰向けで倒れていた歌舞伎俳優で父の市川段四郎さん(76)と母の喜熨斗(きのし)延子さん(75)はいずれも死亡が確認された。段四郎さんは2012年に病気をして以来、歌舞伎の舞台から遠ざかっていた。自宅で療養を続けていたとみられ、延子さんが看病していた。警視庁は今後、段四郎さんの死についても捜査を進める。
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