カンニング竹山 SNSで「何が面白いか分からない」と書かれても「関係ねえし」と思えるワケ

2023年07月24日 12:35

芸能

カンニング竹山 SNSで「何が面白いか分からない」と書かれても「関係ねえし」と思えるワケ
カンニング竹山 Photo By スポニチ
 お笑いタレントのカンニング竹山(52)が24日、TBSラジオ「パンサー向井の#ふらっと」(月~木曜前8・30)にゲスト出演。単独ライブに対する思いを語った。
 パーソナリティーの「パンサー」向井慧が「単独ライブっていうのももう20年以上」と話を振ると、竹山は「今年で16年目かな」と明かした。向井が「(ライブ名が)『放送禁止』、これもやっぱりテレビとは違うところで自分っていうものの一個ですよね」と続けると、竹山は「そうそう。これがあったのが一番デカいんだけど」と話した。

 始めたきっかけについて「今から15年前に一緒にやってる(放送作家の)鈴木おさむさんの舞台にまず出たのね。野沢直子さんと俺で」と回顧。すると鈴木氏から話があると呼ばれ2人で飲みに行ったところ、「ライブ、やりませんか」との言葉があったとした。

 「(カンニングは)2人から1人になってたからね、その時。でまあ俺もいろんな思いがあって。ちょっと面倒くせえから断ったわけ」と回顧。竹山はかつてお笑いコンビ「カンニング」として活動していたが、06年に相方の中島忠幸さんが他界しており、「2人で単独ライブやってたけど、相方がネタ考えて、俺は他の細かな雑用みたいなことを全部やってたんだけど、それも全部一人でやんなきゃいけないのかと思うと面倒くさくて断って」と説明した。

 だがその後「ずーっと半年間ぐらい悩んで。毎日悩んでたの」と竹山。「最終的にお正月に石垣島行ってて、石垣島でぼーっと海見てる時にも悩んでたのよ。これはダメだ、悩んでるならやるべきだ、と思って。石垣島からおさむさんに電話して。それで始まったんだけど」と振り返った。

 その時、鈴木氏からは「竹山くん、これやってれば、10年後、どんな仕事やっても怖くないから。自分の芸ができて、自分の軸ができるから」と言われたとし、「で、それでずっとやり始めましたけど、確かにその通りだね」としみじみと話した。

 「で、今やってても別に何言われても関係ねえし、俺、ライブあるから、そこが俺の本筋だからっていう」と明言。テレビとは違う良さがあると言われると、「自分の本業だよね。だから、SNSあたりでも、まあよう書かれてますよ、“なんで竹山がテレビ出てるか分からない”とか、“竹山の何が面白いか分からない”とか、“芸もしないくせに”どうたらこうたらって(SNSでの)書き込みを見るたびに、俺心の中でばかじゃねえのこいつって。知らねえだけだろ、こいつレベル低いなあって物凄くめちゃくちゃ馬鹿にしてます」と言い切った。

 「書き込まないけどね。おじさんで一番みっともないやつはツイッターでケンカしてるやつだからね。ケンカするなよ、書き込むなよ、おじさん!っていう。そうなったらダメ」と話した。また、単独ライブがなければ「他の仕事もそんな続かないかもしれない。ふらふらふらふらしてたから、自分の中で確固たるものができなかったかもしれないから」とも語った。
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