大沢たかお パリコレ前に覚えた唯一のフランス語は?「どこに行っても言ってました」
2023年07月30日 23:12
芸能
もともと世界進出の願望があったという。「ファッションモデルをやる前から、世界の人と戦う仕事がしたいと小さいころから思っていた」。そんな中「たまたまオーディションに受かって」参加することになったのが、パリコレだったという。
MCの山崎育三郎から「コミュニケーションはどうやって取るんですか?」と聞かれると、「何もないですよ」と答え、驚かせた。「当時、ヨウジヤマモトさんというブランドだったんだけど、日本の方は誰もいないし、ほぼ英語しゃべれないから。当時フランスだったし」。覚えていった言葉は「ラディション・シルブプレ」というフランス語だけだったという。「お会計お願いします」という、ファッションの現場では一切使わないフレーズで、「どこに行っても“ラディション・シルブプレ”って言ってました」と笑わせた。
受けたオーディションの数は「30近かったかな」という。「あとの29個は、(ランウェーの)往復も歩かせてもらえなかった。2、3歩歩いて、“もう帰っていいから”っていうのがほとんどだったかな。とことん打ち砕かれたというか。まったく話にならなかったですよね」。自分より15センチも大きいモデルたちが活躍する姿に挫折を感じ、「自分はこの世界でやっていけないと思ったのが、その時だった」と明かした。