“完売画家”中島健太氏「こんな炎上する国に誰がした?」 自民党女性局仏研修で政治家の“ズレ”指摘

2023年08月09日 17:17

芸能

“完売画家”中島健太氏「こんな炎上する国に誰がした?」 自民党女性局仏研修で政治家の“ズレ”指摘
画家の中島健太氏 Photo By 提供写真
 「完売画家」として知られる画家の中島健太氏(38)が8日放送のTOKYO MX「バラいろダンディ」(月~金曜後9・00)で、自民党女性局の所属議員らによるフランス研修について持論を語った。
 自民党女性局は7月末に海外研修のためフランスへ出発。同党の今井絵理子参院議員は「フランスの少子化対策や子育て支援などの視察や意見交換をさせていただきます」と目的を説明し、現地で国会議員らとの意見交換会を行ったとする様子も写真付きで公開した。

 一方で局長の松川るい参院議員のSNSには、エッフェル塔の前でポーズを取ったり、集合写真を撮ったりと旅行を楽しんでいるかのようにも取れる様子が公開され(現在は削除)、SNSで炎上する事態となった。

 松川氏のSNSにあった、エッフェル塔をまねたポーズを取りながら「これ(エッフェル塔ポーズ)で炎上したのは正直びっくりしたんですよ」と切り出した中島氏。「政治家だって多少特権があってもいいと思う。でもその特権は何のためにあるかっていったら国民に尽くすためでしょ。あなたたちが乗ってる飛行機代と今の非正規雇用の人たちの年収、変わらないですよ。その特権何で持ってるんですか?国民のためでしょ。それを間違えているから炎上してるわけじゃないですか」と政治家の意識のズレを指摘した。

 増税、止まらない物価高、低賃金や自然災害によって国民が苦しむ中での“フランス観光”には「国民が増税や物価高で困窮しているのに」「世間一般の人は海外旅行なんて行けない現状を理解しているのか」との批判の声も上がった。中島氏は「こんな炎上する国に誰がした。あんたたちがしたから今燃やされてるんだよってことをもう少し分かっていただきたい」と穏やかな口調ながら強い言葉で苦言を呈していた。
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