芸能界も応援過熱　慶応OB・ミッツ「威風に満ちた塾歌を」サンド、夢グループ社長は仙台育英にエール

 【第105回全国高校野球選手権記念大会 】 慶応OBで女装家のミッツ・マングローブ（48）も「もう一度だけあの威風に満ちた長い塾歌を全国に響かせてほしい」と優勝に期待した。「今年ほど塾高出身者が浮足立った夏はないでしょう。自堕落な青春を送った私ですら、まるで彼らの道のりの傍らにずっといたような錯覚を見ているようです」と快進撃を楽しんでいる。「高校球児が年下になることは自分が年を取った証」と言い、特に今年は高校時代の同級生の息子がナインにおり「おかげで“自分の人生の現在地”を知ることができました」とうれしそうだ。 　慶応の上田誠前監督の長男でお笑いコンビ「ゾフィー」の上田航平（38）は「1―0で慶応の勝利」と接戦での優勝を予想した。自身は高校のOBではなく、慶大の卒業生。もちろん慶応を応援しており「僕なんかが知るよしもない努力がどうか実りますように」と期待した。

　仙台市出身のお笑いコンビ「サンドウィッチマン」の伊達みきお（48）は22日、自身のブログで仙台育英にエールを送った。須江航監督の「東北6県の皆さん、パワーを送ってください！」と話したのを受け「試合開始の14時に西の空にパワーを送りましょう！」と呼びかけた。コンビで西の方角にパワーを送る写真も掲載した。

　夢グループの石田重廣社長（65）も仙台育英を応援している。22日、都内で保科有里（61）と歌う新曲「やすくして」（30日発売）の発表会を実施。石田社長は東北高校で甲子園を目指した元高校球児で「東北人として育英には頑張ってほしい」とエール。母校は宮城県大会の準々決勝で仙台育英に敗れており「そういう意味では悔しい。でも、ここまで来たなら夏の連覇に期待したい」と話した。