関根勤 「糟糠の妻」に、やっと身に着けてもらったプレゼント「究極の愛の形だよね」

2023年08月23日 15:49

芸能

関根勤 「糟糠の妻」に、やっと身に着けてもらったプレゼント「究極の愛の形だよね」
お笑いタレントの関根勤 Photo By スポニチ
 お笑いタレントの関根勤(70)が23日までに自身のYouTubeチャンネルを更新。妻に贈るプレゼントを巡る「深い」ストーリーを披露した。
 視聴者からのリクエストに応える形で始まったエピソードトーク。2人の出会いは約50年前で、成城大学の文化祭に落語研究会の出し物として関根がモノマネを披露していた時、お囃子の係を務めていたのが現在の妻。関根がレギュラーを何本も抱える売れっ子になり、「大御所」的なポジションの今も、昔と変わらず陰で支え続けている。

 ある日、関根があるプレゼントを贈ったところ、「それが趣味に合わなくて、使ってくれなかったんですよ」と告白した。自分のセンスに自信を失くした関根は、柴田理恵、YOUと街へロケに行った時、2人から「このカバンいいわよ。奥様にプレゼントしたら」と勧められ購入。記念の日に手渡したものの、「お蔵入りですよ」と明かした。

 さらに奥様がベージュのロングコートを買ったのを見て、「ここ(胸元)にブローチなんかいいな、と思って」と高級店へ。女性店員の「プレゼントですか? そんな奥様が羨ましいです」の言葉にも後押しされゲットするも、「1回もつけてくれなかった」と悲しそうに話した。

 こんなことが続いたある日、関根は意を決して妻に切り出した。「オレがあげるものがセンスがないから、どうしよう」と尋ねたところ、「好きな時に、自分で好きなものを買うからいらない」の返事。「一緒に行って、買おうか」の提案にも、「いい。うるさいから、邪魔だから、ゆっくりしたいから」と、つれなく拒否された。

 「(妻は)好きな時に好きなものを買うから、誕生日にプレゼントはいりませんって言われて。究極の愛の形だよね。そんな物とかじゃないんだって。気持ちだけはもう、あなたからもらっているから、(物は)いらないって」

 得意そうな顔で、関根流の「解釈」を口にする。ただ、それから時間がたち、2人に孫ができて、世話をする妻に感謝の気持ちとして贈ったのが、冬のリビングなどで手放せないヒザ掛け。「いいヤツ買ってプレゼントしたんだすよ。これは使ってくれた。2年連続で(プレゼントは)ヒザ掛けでした」と頬を緩ませた。
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