10代から大麻 永山絢斗被告 元麻薬取締官「身体的依存ないが脳に影響の可能性」

2023年08月29日 05:09

芸能

10代から大麻 永山絢斗被告 元麻薬取締官「身体的依存ないが脳に影響の可能性」
永山絢斗被告を乗せたと思われる車(中央)を取材する報道陣(撮影・郡司 修) Photo By スポニチ
 自宅で大麻を所持したとして大麻取締法違反罪(所持)で起訴された俳優永山絢斗被告(34)の初公判が28日、東京地裁(寺尾亮裁判官)で開かれた。永山被告は起訴内容を認めた。
 10代の頃からの大麻使用が明らかになった永山被告。元麻薬取締官の高濱良次氏は「大麻は身体的な依存はないものの、長く使用していればそれだけ精神的に依存する。断つためには本人の相当な覚悟が必要」と強調した。身体への影響については「若い頃から使用していると脳に影響を及ぼす可能性もある。気がつかないうちに、記憶力、判断力、学習能力などが落ちたりする」と語った。

 最近は若者の大麻乱用が問題になっているが、高濱氏は「中高生の間でまん延するようになったのはこの10年間。永山被告が中学生だった2000年代初頭は、今ほど中高生の使用は多くなかった」と指摘した。量刑については「常習性はあるが初犯ということもあり、懲役6カ月に2、3年の執行猶予がつくだろう」と推察した。
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