カンニング竹山「生き方を失敗した」　同期・博多華大らを10年間恨み続けるも…2人のある行動を知り後悔

　お笑いタレントのカンニング竹山（52）が30日放送のフジテレビ「TOKIOカケル」（水曜後11・00）にVTR出演。福岡吉本時代の同期であるお笑いコンビ「博多華丸・大吉」について語った。 　33年前、オーディション番組に出場した竹山。博多華丸・大吉も出場していたが、優勝したのは竹山の当時のコンビ「ター坊ケン坊」だった。事務所には「福岡吉本はター坊を中心に活動していきます」とスローガンが貼られるほどリーダー的な存在になった竹山だが、厳しいハラスメントを一身に浴びることに。

　竹山は「辞めるというか逃げるわけよね。俺だけね。そこから東京来て『カンニング』を組んで、10年ぐらいもう何も食えないんだけど、福岡のことをふっと見ると（博多華丸・大吉が）どんどんスターになっていくわけよね」と振り返った。

　親からも「あんた、（福岡吉本を）やめなきゃよかったのに」と言われる有様で、博多華丸・大吉、福岡の街、福岡吉本について「全てのことを恨んでる人生」と話した。

　福岡ではすっかり天狗となり、博多華丸・大吉に「お前らローカルでちんたらちんたらやっても意味ねえんだよ！」と言葉をぶつけていた竹山だったが、人気番組「めちゃ×2イケてるッ！」の「笑わず嫌い王」に出演することが決定。晴れて全国放送デビューを果たした。

　すると、博多華丸・大吉や「ター坊ケン坊」時代の相方が集まり、正座して放送を見ていたことを知ったそう。「俺が出てきたときに“ター坊頑張れ。ター坊頑張れ”ってみんなで応援してたんだって話をされて。俺はなんていう10年間を過ごしてしまったんだと。仲間を裏切って勝手に恨んで…。これは本当に生き方を失敗したと思って謝りました」と語った。