松下洸平 「息の仕方すらわからない」難役演じ、舞台終演後はスタンディングオベーション

2023年09月06日 19:58

芸能

松下洸平 「息の仕方すらわからない」難役演じ、舞台終演後はスタンディングオベーション
戦後の世界を描いた「闇に咲く花」で夏縁する松下洸平(手前)と(後列左から)浅利陽介、山西惇(撮影・宮川 舞子) Photo By スポニチ
 俳優・松下洸平(36)が井上ひさし戯曲に初挑戦した舞台「闇に咲く花」が6日、大阪新歌舞伎座で開幕した。
 井上の「昭和庶民伝3部作」のひとつで、戦争のショックで記憶を失った元プロ野球選手が、野球を通して記憶を取り戻す姿を縦軸に、さびれた神社を舞台にたくましく戦後を生き抜く庶民の姿を描く。

 先月30日に東京公演を終えた際にはSNSで「息の仕方すらわからなくなるほど苦しい時もありました」などと語ったほどの難役。山西惇(60)、浅利陽介(36)らとのセリフのやりとりで笑いを誘い、思わぬ結末にすすり泣く声ももれた。

 終演後はスタンディングオベーションとなり、鳴りやまない拍手の中、出演者全員が何度もカーテンコールに応えるほどだった。

 公演は同劇場で10日まで。
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