「らんまん」“万太郎”神木隆之介 自ら監督、脚本家にお願いしたこととは「たわいもない…」
2023年09月22日 11:31
芸能
「どんな時でも明るくて、深夜撮影になってもみんなを笑わせて、あらが見つからないような本当にずっと元気で超人みたいなイメージがあったんですけど」としたものの、「今回はさすがに朝早い時に眠たそうな顔をしていたりしていて。夜遅いとちょっとぼーっとしてたりとか。そこでやっと“この人はこんな顔するんだな”って人間らしいところを見れて良かったです」と続けた。
印象に残っているシーンを聞かれると、「2人で、夫婦でお話するシーンっていうのはとってもどのシーンも印象的で」と話し、「撮影中盤ぐらいに“夫婦で何気なく会話してたりとか、会話をちゃんとしてるシーンをもう少し増やしていただけるとありがたい”っていうふうに神木さんが監督だったり脚本の長田(育恵)さんにお話ししてくださって」との裏話を披露した。
「そのシーンがあるからこそ、いろんなところにつながっていきますし、そこに神木さんが温度をたくさん加えてくださるので、今までの夫婦生活を振り返るシーンが増えてきた中で、いろんなシーンが本当に頭の中に浮かんで、実際に寂しくなったりとか、あの頃、楽しかったなというふうに思い起こされるので、なんかそうやって一緒に積み重ねてくださって、本当に心強かったですね」としみじみと話した。
スタジオでVTRを見た神木は「結構万太郎は植物の話が多かったりしてたので」「もうちょっと何気ない会話っていうのを。寿恵子と出会ってから、ワーッって激動の、すれ違いがあったりだとか、それで無事結婚していって、“じゃ、この夫婦ってどんな夫婦なんだろう”って日常のささいな一言だったりとか、リアクションだったりっていうのから、“あっ、こういう夫婦なんだな”っていう印象がつくと思ったので」と理由を説明。
「なるべくなんか今後壁を乗り越えていく、この夫婦だったら乗り越えられるだろうなっていうような印象をつけていきたいっていうので、ご提案をさせていただきました。たわいもない、なんも起承転結もないけど、“あっこれ、おいしいね”“そうでしょう”みたいなので笑い合うっていうシーンを、なんかそういうのを入れてほしいというのはお願いしました」とも語った。