宮根誠司　NHKのジャニーズ対応、補償・再発防止策が「“実施されている”というのがキーワード」

　フリーアナウンサーの宮根誠司（60）が28日、MCを務める日本テレビ系「情報ライブ　ミヤネ屋」（月～金曜後1・55）に出演。故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を巡り、ジャニーズ事務所に対するNHKの対応について言及した。 　27日に行われたNHKの定例会見では、稲葉延雄会長がジャニーズ事務所所属タレントの今後の番組起用について「契約ですでに決まっているタレントさんはそのまま出演いたしますが、新規の出演依頼については被害者への補償について、再発防止への取り組みが着実に行われていることを確認されるまでは行わない」と明言。大みそかの紅白歌合戦についても同局は「同じ方針」とした。山名啓雄メディア総局長も「紅白はジャニーズのタレント起用はゼロになるのか？」の質問に「現時点ではそうなる」と語った。

　さらに、NHKと同事務所はこれまで“蜜月関係”があったのではとの質問が出たが、稲葉会長は第三者委員会などでの調査は行わない方針も示している。

　宮根は「これ、NHKは公共放送ですが、この稲葉会長が“被害者への補償、再発防止への取り組みが着実に実施されていることが、実施されていることが確認されるまで”、この“実施されている”というのがキーワードのような気がする」と自身の受け止めを話した。