菊間千乃氏 ジャニーズ“消滅”は「当然」 東山の新会社社長に疑問「昔の会社とのつながり見えてしまう」
2023年10月03日 12:51
芸能
菊間弁護士は「ジャニーズという名前を無くしていくというのは当然のことだと。まず、名前を無くしていくことが被害者に対しての最低限、会社としてやるべきところだという発表だと。新会社についてはファンの方たちも今の所属タレントさんがどうなるんだ、どういう形でこれから活動していくのか、というところの発表。そこが両方あったので、被害者の方からすると、自分たちにきちっと向き合っている発表だけじゃないんじゃないか、という思いが出るのも一部、そうなのかなとは思いました」と話した。
その上で「今回の背景の中で、東山さんが“僕は見て見ぬふりをしていたのかもしれない”とおっしゃったところは大きかったかなと」とし「“当時、僕がそれを指摘する勇気はなかった”と。これは指摘しなかった東山さんを批判するということは誰もできないと思いますし、それは当時そういう状況だったんだと思います」と理解を示し「東山さんは最後で『だから僕は向き合えっていかないといけないと思っているんだ』とおっしゃった。向き合うっていうことでいうと、被害者の方に対する賠償、謝罪も含めた対応だと思うので、ジュリーさと一緒に今の『SMILE-UP.』の方で被害者の方に向き合っていくというのが東山さんがやるべきお仕事ではないかなと思う」と指摘した。
「新会社っていうのは資本もまったく、ジュリーさんも入れずに、今までのジャニーズ事務所とは切り離して、新しくやっていくというところでいうと、過去の性被害を知っていた、見て見ぬふりをしていたとおっしゃる方が代表取締役社長としているところは昔の会社とのつながりが見えてしまう。被害者からしても“それで本当に全く決別して、新しい会社として出発するんですか?”ってところの疑問が湧いてくる」との見方を示した。