男女逆転「大奥2」ついにスタート!原作にない“セリフ”が話題 気付いたファン感激…「凄い」「大納得」

2023年10月04日 11:01

芸能

男女逆転「大奥2」ついにスタート!原作にない“セリフ”が話題 気付いたファン感激…「凄い」「大納得」
ドラマ10「大奥 Season2」第11話。青沼(村雨辰剛)と平賀源内(鈴木杏)は初対面の場面で…(C)NHK Photo By 提供写真
 “男女逆転の大奥”を描くNHKドラマ10「大奥 Season2」(火曜後10・00)は3日、初回を迎えた。今年1月に放送された「Season1」で、放送毎に大きな反響を巻き起こした話題作の続編。待望の「医療編」第11話(通算)が放送され、「#大奥リアタイ」がX(旧ツイッター)トレンド3位にランクインするなど、早くも話題を呼んでいる。
 <※以下、ネタバレ有>

 原作は漫画家・よしながふみ氏の同名人気作。3代将軍・徳川家光の時代から幕末・大政奉還に至るまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを紡ぎ、センセーションを巻き起こした。

 過去計3度、ドラマ化&映画化されたが、今回は幕末・大政奉還まで初めて映像化。2025年の大河ドラマ「べらぼう~蔦重栄華乃夢噺~」も手掛ける森下佳子氏が、今年1~3月の「Season1」(全10話)に続いて脚本を担当。8代・吉宗の遺志を継ぐ若き蘭方医たちが謎の疫病「赤面疱瘡(あかづらほうそう)」撲滅の道を切り拓く姿、開国・攘夷・大政奉還・江戸城無血開城という激動の時代を描く。大筋は原作通りのストーリー展開だが、ドラマは「医療編」「幕末編」と銘打つ。

 「医療編」第11話(10月3日)は、青沼の大奥入りが描かれた。亡き吉宗公より「赤面疱瘡」の撲滅を託された田沼意次(松下奈緒)からの内命で、平賀源内(鈴木杏)は、長崎・出島で蘭学の習得者探しに奔走。そこで蘭方医・吾作(村雨辰剛)と出会い、赤面疱瘡の解明に挑むため大奥入りを誘う。大奥入りを果たした吾作は名を青沼と改め、黒木(玉置玲央)の補佐のもと蘭学の講義を始めていく…という展開。

 スウェーデン出身のタレント・村雨が、金髪碧眼の蘭学者・青沼として強烈な印象を残した。村雨は連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」にも出演経験があり、原作ファンからの注目度が高かった青沼を見事に再現してみせた。

 ドラマの中では、外国人になじみのない当時の日本人が、青沼を見て驚くシーンが“オリジナル”で描かれた。それは、青沼が風熱(インフルエンザ)に罹った御半下を看病するシーン。御半下・僖助(きすけ)に呼ばれて向かった先にいたインフルエンザ患者の御半下たちが、青沼を見て「こんなもんどっかから連れて来たんだ」「鬼みたいな…体も違うじゃねえか」「鬼が…鬼がしゃべってる」と、“鬼”として恐れるシーンが放送された。

 このセリフは原作になく、ドラマオリジナルのもの。「鎖国」当時の日本人は、外国人を“鬼”のように異質なものとして恐れていた…という説もあり、青沼の“異質さ”をこのセリフで表現している。

 原作ファンからも期待の高いドラマだけに、この点に気付いた視聴者からは「やっぱ昔の日本での“鬼”って外国人の隠喩だよねぇ……(大奥観ながら)」「感心したのは、インフルになった御端下が青沼の治療を受ける時に“鬼が来た!”とビビりまくるシーン。原作にはまったくなかった描写だけど、“そうなるよなぁww”と大納得。」「大奥、村雨さんの青沼さん本物。役の背景が重なって、これでもかと重みを増してくる。紅毛が鬼と言われる時代。絵本なら、赤い厭魅を退治する、優しい青い鬼だろうな…と脳裏に。医療編は大好きだけど、先の展開に胸が痛くもなる…」「鬼って言われてることで、どれだけ恐れられてたか分かる。原作になかったけど、このセリフ一つで全然ちがう。すごすぎる」「鬼ってw」「原作からカットされているシーンももちろんあるけど、「え、そこカットしたら意味ないじゃん!分かってないな」と思うところが1つもない。Season1の時からだけど、映像化のお手本のような脚本」と、歓喜の声が続々と上がった。

 また、村雨の熱演には「村雨さん本業庭師だよね…?俳優が本業じゃないしそもそも元は日本人じゃないしその上時代劇で医者の役だよ…?えっ演技うますぎません???顔は日本人俳優達より遥かにかっこいい顔立ち、素晴らしい筋肉、数カ国ペラペラ、時代劇も上手い演技力…えっすごすぎませんか村雨辰剛さん…」「村雨さん大役だ」「村雨さん。いい役してるなあ感動です」「凄く大事な役で台詞も多く大奥入ってからは所作もしっかりしてる方だったから村雨さん本当に大変だったと思うんだけど優しい瞳が青沼様にしか見えなかった…」と、称賛する投稿が多く寄せられた。

この記事のフォト

【楽天】オススメアイテム