TBS社長「ふしぎ発見!」草野仁&黒柳徹子に感謝「番組レジェンド」
2023年10月25日 16:26
芸能
1986年4月に放送を開始した「世界ふしぎ発見!」は、世界各国をテーマにした教養クイズ番組で、今年4月にリニューアルするまでキャスターの草野仁(79)が総合司会を務め、同局の長寿番組の一つとして幅広い世代に愛されてきた。
37年間司会を務めた草野は、2022年4月にテレビ朝日系「パネルクイズ アタック25」で放送開始当初から36年間総合司会を務めた児玉清が持つ日本におけるクイズ番組史上最長の司会記録を更新した。
今年の春に番組を大幅にリニューアル。草野が司会を卒業し、フリーの石井亮次アナウンサー(46)が後継者となった。草野は勇退後も「クイズマスター」という肩書で出演を続けてきた。
レギュラー解答者は、黒柳徹子(90)が初回から出演。草野と共に番組の顔として人気を支えてきた。その他に初回から出演し、当初は準レギュラーだった野々村真(59)も有名。解答者が使用する草野をモデルにしたマスコット「ヒトシ君人形」「スーパーヒトシ君人形」も“名物キャラ”として番組を彩った。
番組独自のリポーター「ミステリーハンター」も番組の名物の一つで、時には過酷な海外取材を敢行し、そのロケから問題を出題。主に劇団などに所属する女優やタレント、モデル、アナウンサーなどの女性が務めることが多かったが、内容によっては男性が務めるケースもあった。第1回の初代ミステリーハンターは黒田福美で、最多出演は竹内海南江。