西島秀俊&芦田愛菜、親子役で初共演 西島「心が震えるような瞬間が」 TBS「さよならマエストロ」

2023年10月30日 04:00

芸能

西島秀俊&芦田愛菜、親子役で初共演 西島「心が震えるような瞬間が」 TBS「さよならマエストロ」
TBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」で親子を演じる西島秀俊(左)と芦田愛菜 Photo By 提供写真
 俳優西島秀俊(52)が、来年1月期のTBS日曜劇場「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」(日曜後9・00)に主演する。音楽を失ったオーケストラの天才指揮者が、自身の情熱を取り戻し、父娘の絆を再生させていく物語。娘役は女優芦田愛菜(19)で、西島とは初共演となる。
 オリジナルのストーリーで、不器用な父と素直になれない娘の親子の愛を描く。西島がTBSの看板ドラマ枠「日曜劇場」に出演するのは、2015年の主演作「流星ワゴン」以来。一方、芦田は11年の「南極大陸」以来、13年ぶり。当時は7歳の子役で、大人になって帰ってくる。

 世界的指揮者の主人公。だが、5年前のある事件で音楽も家族も失っていた。一方、娘は市役所に勤務する20歳。父とは正反対に音楽嫌いで、5年前に父と決別していた。音楽界を離れていた主人公だったが、日本の地方楽団の指揮をするために数十年ぶりに帰国。娘との同居生活が始まる。父と娘が心の距離をどう近づけていくのかが見どころだ。

 主人公は音楽以外の能力はゼロで、家事は何一つできないポンコツという設定。東仲恵吾プロデューサーは「西島さんはかっこよさと優しさを併せ持ちつつ、時にチャーミングなところを見せてくれる」として起用した。

 西島は「コミカルに演じつつも、時にはそのコミカルさが胸に刺さったり、ぎくしゃくしているように見えても深いところで愛情を持っていたり。心が震えるような瞬間が起きるのではないかというたくさんの可能性を感じています」と自信。オーケストラは東京音大教授で世界的指揮者の広上淳一氏が全面監修。西島は指揮の特訓中で「物凄くハードルが高いので毎回ぐちゃぐちゃになりながらもなんとか頑張っています」と充実している様子だ。

 芦田は父に強く当たる役柄のため「心が痛い」と笑いつつ、「父親に対して素直になれない、頑固な娘を一生懸命に演じたい」と意気込み。「私も母親から“頑固だね”とよく言われるので、気持ちはよく分かります」と役作りはバッチリだ。
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