東京03・角田　芸人人生を変えた先輩からの誘い「ありがたかったなって」　加藤浩次も気遣いに感心

　お笑いトリオ「東京03」の角田晃広（49）が4日放送のTBS「人生最高レストラン」（土曜11・30）にゲスト出演。芸人人生を変えた先輩芸人からの誘いを明かした。 　同トリオは2003年に角田が飯塚悟志、豊本明長とともに結成し、2009年にはコント日本一を決める「キングオブコント」で優勝した実力派。今年で結成20周年を迎えた。

　角田が「人生最高の一品」として紹介したのは池尻大橋の焼き肉店。KOCの決勝前夜に訪れた店だという。決勝の前夜、凄く緊張しながら自宅で「悶々としていた」角田のもとに、所属のプロダクション人力舎の先輩である芸人から誘いの電話があったという。

　電話の主は「アンタッチャブル」の山崎弘也。決勝の前日だったため、すでに帰宅してた角田に「何してんの？」「今さ、飲んでるからおいでよ！」という誘いだったといい、角田は「明日、決勝なんで」と断ったものの、山崎は「家にいても緊張するだけでしょ？いったん出ておいでよ」と言葉をつづけ、結局、出かけたのがその店だったという。

　現地に着くと、「おぎやはぎ」の矢作兼の姿もあったといい、「悶々としていてもしょうがないから食べなよ！」と焼肉を食べさせてもらったという角田。その後、相方の飯塚も加わり、さらに「ドラングドラゴン」の塚地武雅も途中参加。結局、「眠れないでしょ、帰っても、緊張しちゃって」とみんなカラオケまで行き、「朝までみんなでワイワイして、明け方、昼前ぐらいに帰って、その時は夕方入りだったんですよ。結果、帰って、ぐっすり寝て起きて」と回顧。「結構、ガラガラな状態の声で本番は迎えましたけど、結果、ありがたかったなって」と感謝した。

　そのエピソードにMCの加藤浩次は「それはザキヤマとか矢作の気遣いだな。優しいよ」と感心しきり。KOCでの優勝は、山崎らも大いに喜んでくれたといい、「喜んでくれましたね。優勝後も祝ってくれて。本当にいい人たちだなって。人力舎っていいな、って」としみじみ。所属芸人たちの仲について「仲良いですね。ホント仲良いです」と語った。