堀江貴文氏のゴルフ場予約情報漏洩　運営会社が謝罪　従業員が不適切な投稿「事態を厳粛に受け止める」

　実業家・堀江貴文氏（51）が利用したゴルフ場の予約内容をネット上にさらしたとして、兵庫県のゴルフクラブ「オータニにしきカントリークラブ」の予約業務を委託されていた株式会社ダイナックパートナーズが従業員の不適切な投稿を謝罪した。 　今月15日、あるアカウントが「おっと～手が滑った　ウチのゴルフ場のエントリー状況のパソコン画面　二人とも楽天で予約しとるやないかぁ～い」と、ゴルフ場の予約画面を投稿。そこには堀江氏の名前と、政治家女子48党参議院議員・斉藤健一郎氏の名が記されていた。

　この投稿を堀江氏が自身のSNSで取り上げると、「ひどすぎる」「管理がずさんすぎる」と物議を醸し、ゴルフ場への問い合わせが殺到したという。

　ゴルフ場の予約業務を担っていた株式会社ダイナックパートナーズを運営する株式会社ダイナックホールディングスは16日、騒動を受け「弊社従業員の不適切なSNS投稿についてのお詫びとお知らせ」を掲載。

　「この度、弊社子会社㈱ダイナックパートナーズが運営受託しておりますゴルフ場（オータニにしきカントリークラブ）のレストランに勤務する従業員が、業務で知り得たお客様（2名）の個人情報を本人の SNSで投稿するという事案が発生いたしました。弊社として今般の事態を厳粛に受け止め、当該関係者の皆様に誠意をもって謝罪させていただくとともに、当該従業員及び担当役員に対して厳正に処分を行う所存でございます」と謝罪し「弊社は、本事案を真摯に受け止め、個人情報保護に関する教育を再度徹底するとともに、再発防止に努めてまいります。この度は関係者の皆様に大変ご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます」と再発防止を誓った。

　堀江氏とともに名前が挙がり、実際にこの予約をしていた斉藤氏は、「私の方にゴルフ場支配人から誠意ある謝罪の連絡をいただきました」と報告。「外部委託業者のため、ゴルフ場も一部被害を受けた側面もありますので、ゴルフ場方への問い合わせは、お控えいただくと助かります」と呼びかけた。