矢野聖人　1カ月で8キロの減量告白　主演映画「車軸」ヒット祈願　1mのシャンパンタワーに笑顔

　俳優の矢野聖人（31）が17日、新宿・歌舞伎町を舞台にした主演映画「車軸」（松本准平監督）の会見に登場。204個のグラスを積み上げた高さ約1メートルのタワーに、共演者らとシャンパンを注ぎ入れ、作品のヒットを祈念した。 　映画は、セクシャルマイノリティの視点を織り込んだ短歌を発表した歌人で小説家の小佐野彈の同名小説を映像化したもの。歌舞伎町で生きる3人の若者の三角関係を描いた劇中で矢野は、ゲイをカミングアウトした資産家を熱演した。

　小佐野から撮影前に「痩せてほしい」と依頼があったことを明かした矢野は、1カ月で8キロの減量をして臨んだことを告白。「体重を落とすと、気持ち的にナイーブになるので理にかなっていた」と振り返り。小佐野はその完成度に「言葉にならない。矢野さんの役者魂を見た」と称えていた。