掛布雅之氏 阪神4番・大山と元監督・金本知憲氏の共通点を紹介「つながりを僕は感じる」

2023年11月19日 11:31

芸能

掛布雅之氏 阪神4番・大山と元監督・金本知憲氏の共通点を紹介「つながりを僕は感じる」
石橋貴明 Photo By スポニチ
 阪神OBの掛布雅之氏(68)が、19日放送のTBSラジオ「SPORTS BULL presents 石橋貴明のGATE7」(日曜前7・00)にゲスト出演。石橋貴明(62)とともにプロ野球SMBC日本シリーズを独自目線で振り返った。
 今年の日本シリーズは3勝3敗で迎えた第7戦で阪神がオリックスに勝利し、38年ぶりの日本一に輝いた。

 シリーズを現地観戦した石橋が「本当に改めて球場で見ましたけど、大山選手ってのは、常に凡打でもファーストまで全力疾走。すごい。あれ」と阪神の4番・大山の常に一塁まで全力で走る姿に心打たれたと口にした。

 掛布氏は「すごいでしょ」と大山の姿勢を評価。その上で「確かに岡田監督で2023年、阪神は日本一になりましたけど、金本監督、矢野監督、この辺りの時代に獲った選手が今、花開いてるわけですよ」と前監督の矢野燿大氏、その前の監督の金本知憲氏の功績も評価した。

 そして「金本監督が広島から現役で阪神に来ました。その時に阪神を変えたのは彼の一塁までの全力疾走なんですよ。彼が走ることによって、赤星含め鳥谷含め、阪神全体が“走る”という野球の意識が変わったわけですよ。それが今も続いている」と03年にFA移籍した金本氏の“イズム”が現在の阪神に受け継がれていると指摘した。

 続けて「金本監督、矢野監督の残した野球がある中で、岡田監督が仕上げた。そういうつながりを僕は感じるんですよね」と今回の優勝には両氏の働きも大きいとした。

 石橋も「脈々と魂みたいなものが継承されていって、花開いたと」と掛布氏の意見に賛同していた。
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