掛布雅之氏 阪神4番・大山と元監督・金本知憲氏の共通点を紹介「つながりを僕は感じる」
2023年11月19日 11:31
芸能
シリーズを現地観戦した石橋が「本当に改めて球場で見ましたけど、大山選手ってのは、常に凡打でもファーストまで全力疾走。すごい。あれ」と阪神の4番・大山の常に一塁まで全力で走る姿に心打たれたと口にした。
掛布氏は「すごいでしょ」と大山の姿勢を評価。その上で「確かに岡田監督で2023年、阪神は日本一になりましたけど、金本監督、矢野監督、この辺りの時代に獲った選手が今、花開いてるわけですよ」と前監督の矢野燿大氏、その前の監督の金本知憲氏の功績も評価した。
そして「金本監督が広島から現役で阪神に来ました。その時に阪神を変えたのは彼の一塁までの全力疾走なんですよ。彼が走ることによって、赤星含め鳥谷含め、阪神全体が“走る”という野球の意識が変わったわけですよ。それが今も続いている」と03年にFA移籍した金本氏の“イズム”が現在の阪神に受け継がれていると指摘した。
続けて「金本監督、矢野監督の残した野球がある中で、岡田監督が仕上げた。そういうつながりを僕は感じるんですよね」と今回の優勝には両氏の働きも大きいとした。
石橋も「脈々と魂みたいなものが継承されていって、花開いたと」と掛布氏の意見に賛同していた。