日大アメフト部 薬物“もみ消し”疑いの監督の態度に弁護士が疑問「注意する立場じゃないですか?」
2023年12月01日 15:54
芸能
この日、東京地裁で開かれた初公判(池田知史裁判官)で北畠被告は、「(中村敏英)監督からは“沢田副学長に見つかって良かったな”と言われた」と述べ、「沢田副学長がもみ消すんだと思い少し安心した」したとも明かした。事件をめぐっては、アメフト部の寮で発見された薬物と疑わしき物質をすぐに警察に届けず、12日後に提出した“空白の12日”が問題視されている。
嵩原氏は「事実かどうかというのは検証がいるんですけど、事実であれば、いろんなことが考えられて」と前置き。「一番怖いのは、以前にも同じようなことがあって、もみ消したという事実があった、あるいはそう思われる事実があったのではないか。これが怖い予想」と指摘した。
北畠被告が法廷で明かした中村監督の言葉について、「逆に言えば、監督はそれを期待していたということになれば、(本来は)注意する立場じゃないですか?怒る立場。それを“もみ消されて良かったね”というのが非常に怖い。他にもあったと予想しちゃいますよね」と問題視した。