市川團十郎襲名披露&顔見世、京都南座で開幕

2023年12月01日 19:25

芸能

 京の師走を飾る「當る辰歳 吉例顔見世興行 東西合同大歌舞伎」が1日、京都南座で開幕した。今年は十三代目市川團十郎白猿襲名披露、八代目市川新之助初舞台の公演が重なり華やかさもひときわ。中でも歌舞伎十八番のひとつ「外郎売(ういろううり)」は、新之介の早口での長ぜりふが注目で、花道から登場すると、客席からは大きな拍手が巻き起こり「成田屋!」の大向こうも派手に掛かった。
 昼の部は「双蝶々曲輪日記(ふたつちょうちょうくるわにっき)」「外郎売」「男伊達花廓(おとこだてはなのよしわら)」「景清(かげきよ)」。夜の部は「仮名手本忠臣蔵 祇園一力茶屋の場」「口上」「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」で24日まで(7、13、18日は休演)。
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