柳沢慎吾劇場ビックリ29分間!“日本一長い始球式記録”大幅更新!試合開始遅れの熱演にハマスタ大爆笑

2023年12月03日 13:31

芸能

柳沢慎吾劇場ビックリ29分間!“日本一長い始球式記録”大幅更新!試合開始遅れの熱演にハマスタ大爆笑
<横浜スタジアム45周年記念試合>勝利監督!胴上げされる柳沢慎吾(撮影・島崎 忠彦) Photo By スポニチ
 タレントの柳沢慎吾(61)が3日、横浜スタジアムで開催される「YOKOHAMA STADIUM 45th DREAM MATCH」で、今年2度目、通算8度目となる横浜スタジアムでの試合前セレモニアルピッチに登場。自らの持つ“日本一長い始球式”の記録を大幅に更新する熱演を見せた。
 晴天の横浜スタジアムに“降臨”した柳沢。駆け付けた多くの観衆に横浜高校と東海大相模の応援を要請し、早くもボルテージはMAXに。そして場が温まったところで始球式へ。

 「あれ、誰もいねぇな!」。ホームベース方向を見てひとボケでつかみはOK。名門校同士の神奈川県大会決勝戦という設定で、捕手は横浜OBの上地雄輔、バッターは東海大相模OBの森野将彦。さあ、投球…と見せかけて再びスタンドに応援を要請。けん制を何度も繰り返しじらした後、まさかの“エア暴投”。スタンドは爆笑に包まれた。

 ここまでで、すでに開始から11分が経過。自身が持つ始球式の“日本最長記録”を更新した。

 まだまだ続く柳沢劇場。スタンドの応援やチアにダメ出し、しゃべりまくり、歌いまくりで汗びっしょりに。ここで自ら、球場アナウンス。「ピッチャー柳沢に代わって…松坂大輔」。松坂が明徳戦で見せたテーピングを取る姿を見せるとスタンドから大きな歓声と拍手が沸き起った。マウンドに「横浜・松坂」。夢の松坂―上地のバッテリーが実現した。

 ここから柳沢は“実況&応援団長”に変身。架空の物語はピンチを松坂が抑えて横浜高校の優勝が決まった。ハマスタに鳴り響く試合終了の自作サイレンと大拍手。優勝時の校歌の伴奏も自ら行い、最後は松坂、上地らと熱唱した。

 まだまだ終わらない。今度は白い帽子をかぶって優勝インタビュアーに変身。度会、松坂、上地にマイクを向け、松坂には「先生、僕やったよ!って言って」と無茶ぶりも。最後までスタジアムは爆笑に包まれた。試合開始予定になっても優勝インタビューは続き、「またいつか戻ってきます!」とアバヨを言わず、マイクをマウンドに置いて引き揚げた。予定は10分間だったが、想定内?の大暴れ、熱演で自身の日本記録を大幅に更新する28分30秒の“柳沢慎吾劇場”。スタンドのファンも選手たちも、みんなが笑顔で主役に拍手を送った。

 今年8月19日のDeNA-阪神戦で4年ぶりにセレモニアルピッチを行い、甲子園決勝・横浜-PL学園の架空の物語を約11分間熱演していた。今回は横浜スタジアムで神奈川県大会決勝の横浜高校-東海大相模の架空の物語を披露した。

 今回の「YOKOHAMA STADIUM 45th DREAM MATCH」は柳沢監督率いる松坂、上地、成瀬、秋山ら神奈川県内の高校野球出身選手たちが集結した「Y45 LEGEND HEROES」と、三浦監督や東、山崎らDeNAのOBと現役選手による「BAY DREAM STARS」が対戦。「Y45 LEGEND HEROES」が7―2で勝利し、試合後には両軍選手全員が勝利監督の柳沢を胴上げした。

 柳沢は、スタンドのファンに「寒い中、最後までありがとうございました!今日は早く家に帰って、温かいお風呂に入って、一杯やって…いい夢見ろよ!」とお約束のあいさつ。続けて「また、やりたいですね。また会う日まで…アバヨっ!」。多くの野球スターが集う中、球場全体を盛り上げ続けた野球愛あふれる61歳のエンターテナーに、大きな大きな拍手と歓声が贈られた。
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