鈴木明子さん「自分はだめなんだ」大きな壁に直面した“空白の1年” 乗り越えた先で得たものとは

2023年12月17日 11:17

芸能

鈴木明子さん「自分はだめなんだ」大きな壁に直面した“空白の1年” 乗り越えた先で得たものとは
プロスケーターの鈴木明子さん(2011年撮影) Photo By スポニチ
 プロスケーターの鈴木明子さん(38)が17日放送のフジテレビ「ボクらの時代」(日曜前7・00~)に出演。スケート人生で一番つらかったことを告白した。
 この日、フィギュアスケート女子で06年トリノ五輪金メダルの荒川静香さん、アイスダンスで5月に現役引退を表明した高橋大輔氏、と共にスケートトーク。

 荒川さんの「スケートをしていて一番上手くいかなかったことは何ですか」という質問に対し、鈴木さんは「スケート人生で考えると空白の1年」と告白した。

 鈴木さんは、18歳の時摂食障害を患い、約1年間の休養を余儀なくされた。

 当時を振り返り、「病気もつらかったけど、試合に出て行くことがつらかった。結果が出ないのに、ギリギリ通るか通らないかを初めて経験したから…」と選手生活で初めて大きな壁に直面したという。

 浅田真央さんや安藤美姫さんなど同世代が活躍していた時期の休養。鈴木さんは「“終わってる”と思われてる。“自分はだめなんだ。落ちこぼれた。”と思うことはあった」と自暴自棄になっていたという。

 大きな壁を乗り越えられた要因として、「過去の小さなプライドとか、あのとき出来てたとかを全部なしにして、今から新しい自分としていこうて思った」と、切り替えが大事だったと説明。乗り越えた先に“新しい自分との出会い”が待っていたという。

 鈴木さんの話をうなずきながら聞いていた荒川さんは「ほんとに自分を捨てきれたけど、その中でもプライドとか努力があったから戻ってこれたんだと思う」と称賛。「一度何かを経験してはい上がってきた人達って、スケートに味が出る深みが出ると感じる」と高い完成度を誇っていた鈴木さんの滑りを称えた。

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