安藤和津 子供時代は“超お嬢さま”生活 「ディスコに行きたくて」やったこととは

2023年12月21日 16:52

芸能

安藤和津 子供時代は“超お嬢さま”生活 「ディスコに行きたくて」やったこととは
安藤和津 Photo By スポニチ
 エッセイストでタレントの安藤和津(75)が21日、フジテレビ「ぽかぽか」(月~金曜前11・50)にゲストとして生出演。裕福だった子供の頃の生活について語った。
 料亭の娘として厳しく育てられたという和津は、由緒ある名門学校に通ったのち、CNNのメーンキャスターとして活躍。1979年には当時まだ無名だった奥田と結婚。のちの映画監督の安藤桃子氏、女優の安藤サクラを産み、育てた。現在、桃子氏には娘がおり、サクラも俳優の柄本佑との間に娘がいる。

 この日は長女の桃子氏と共に「ぽいぽいトーク」のコーナーに登場。「幼少期はお姫さまのように過ごしてたっぽい」とのイメージを振られると、和津は「〇」の札を掲げてみせた。

 「時代背景考えて。昭和20年代だから。20年代だからその頃は人手も豊富だし、花嫁修業と称していろんな方がうちにやって来て、お手伝いさんとして仕込まれるわけよねいろんなことを。本当に人が、料亭もやってたし、20人以上周りにいる」と和津。「ご飯の係のおばちゃんとか、私係の乳母さんとか、だから本当に“ご飯お代わり”っていう前にばあやさんがお盆を出して」などと明かした。

 「だからお金払うなんてことも全然なかった。中学生ぐらいの時まで駅までばあやさんが迎えに来て、一緒に帰って来て。お財布持ってなかったんで。だから買い食いっていうのはしたことがないの」とも回顧。

 「友達がそろばん塾に行った帰りに、“一緒に内緒で駄菓子屋連れてってあげるね”って言って、真っ赤な梅干しみたいなやつとかパフせんべいみたいなとか食べてうち帰って来たら、うちの母親に“舌出しなさい”って言われて舌出したら真っ赤っかで。そのまま首つかまれてカッと」と打ち明け、「本当に冒険だった」と懐かしそうに話した。

 また、3歳当時の洋服を着たモノクロ写真が披露されると、和津は「オーダーメードで」と告白。「もうちょっと大きくなってからは森英恵さんとか、コシノジュンコさんとか、鳥居ユキさんとか、中嶋弘子さんとかああいうオートクチュールみたいなのを作っているところで全部作ってもらって」と語った。

 それでも「金持ちみんないいと思うでしょう。可愛いミルク飲み人形、欲しいと思う前にうちにあるの。赤い屋根のおうちのセット、欲しいなと思う前にあるわけ。フリフリの洋服欲しいなと思う前に買ってあるわけ。なんの意欲もない、何が欲しいって気もおきない、何がやりたいって気持ちもおきない、本当にだからすごくつまんない子供時代」と和津。「だから本当にね、何でも与えられるっていうことは幸せではない。今の方が幸せだもん」と言い切った。

 MCのフリーアナウンサー・神田愛花が「お嬢さまのイメージっていろいろ規律が厳しい中で、どれだけ見つからずに悪いことしてやろうかっていうアイデアが凄いたけてる」とのイメージを振ると、和津は「あたしなんかディスコに行きたくて、ぬいぐるみにかつら被せて布団被せて靴も隠しといて、雨戸、このくらい開けといて抜け出して」とぶっちゃけ。「ハライチ」澤部佑は「お嬢さまって本当にやるんだ」と驚いていた。

 「だから、この人の時は本当に自由にさせたよね。かなり」と桃子氏の子育ては自由にしたと話すと、桃子氏は「そうだね」と話した。
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