松本人志出演の「探偵！ナイトスクープ」　来月から局長代行で対応　ABC「人選調整中」

　週刊文春の一連の報道で活動休止を発表したダウンタウン・松本人志（60）が局長を務めるABCテレビ「探偵！ナイトスクープ」について、同局は今月中の放送分は通常通り放送することを11日、明らかにした。 　すでに19日分と26日分は収録済み。ただ来月2日と9日分の放送については19日に予定されており、松本は活動中止期間に入るため欠席。現在、松本に代わる局長代行を置く予定だ。誰が局長代行を務めるかは「現在調整中」としている。

　同番組は1988年にスタートした関西人で知らない人はいないほどの長寿人気番組。初代局長は昨年亡くなった上岡龍太郎さんで２代目が俳優の西田敏行。松本は19年11月、3代目局長に就任した。

　過去にも番組では局長代行を立てたことがあり、上岡さんの退任後の初代局長の上岡龍太郎が芸能界を引退した00年4月も探偵らが年功序列で代行。トップバッターは間寛平で、01年1月に西田が新局長に就任するまでの8カ月間続いた。16年にも、西田が頚椎亜脱臼手術や胆のう炎摘出手術を受けた際に、石田靖、間寛平、たむらけんじ、竹山隆範、麒麟・田村裕ら探偵を務める出演者が局長を代行していた。また、松本も22年2月にコロナ感染のため2週分を欠席。その際は番組スタート当初から不定期で顧問を務めている作曲家のキダ・タロー氏と、探偵の間寛平が代理で務めた。