【ヴィクトリアM】東京芝マイルならラドラーダ!

2010年05月15日 06:00

競馬

 タイトルはなくても、激走の予感が漂う。藤沢和師が送り出すラドラーダが絶好の気配だ。14日は坂路2本。1本目が4F64秒2、2本目は57秒7とピッチを上げて小気味良く上がった。動きを見届けた藤沢和師は笑顔を交じえて切り出した。「追った後の雰囲気もいいし、久々を叩いて良くなっているよ。ただ相手も強いからね。もしここを勝ったら、ラドラーダが海外遠征しなきゃいけないことになる」。同期の2強に一目置きながらも百戦錬磨の師がエントリーしたのは勝算があるからこそだ。
 馬番は内寄りの2枠3番に決まった。「走り慣れた東京マイル。どんな競馬でもできるから枠も問題ない」と力強く結んだ。東京芝1600メートルは3戦2勝、2着1回で連対率100%。同じ藤沢和厩舎に在籍し、6戦5勝で“未完”のままでターフを去った母レディブロンド超えのG1戴冠の瞬間が迫っている。

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