【桜花賞】レッドリヴェール、不安一蹴12秒3 須貝師「理想以上」
2014年04月10日 05:30
競馬
横で聞いていた須貝師も満面笑みだ。「理想的。いや、理想以上。きっちり仕上がった。筋肉の張りもいいし体重がない馬と思わせない」。2歳女王のぶっつけ桜花賞は極めて異例。そこには指揮官の綿密な計算がある。大事にしたのは「常識にとらわれず、馬に一番合ったローテーションを組むこと」だった。
「リヴェールは一つ一つのレースで全力以上の力を出し切るから回復に時間がかかる。だから、前哨戦を使うと本番に疲れが残ると判断した。休み明けをどうこう言われるが、新馬からずっと間隔を空けて使ってきた馬。問題ない」。その表情には、自らが下した決断への自信がにじんでいた。