【巴賞】3番人気アロマティコ 強烈な伸びで差し切りV

2014年07月07日 05:30

競馬

 6日の函館メーン11R・巴賞は、福島牝馬S(10着)以来2カ月ぶりの実戦だった3番人気アロマティコが先頭でゴールイン。初のオープン特別Vを飾った。
 先行有利の小回りコースでも、持ち味である末脚勝負に徹した手綱さばきが勝利を呼び込んだ。スタートは普通に出たが、道中は最後方まで下げてじっくりと折り合いに専念。勝負どころの3~4コーナーでもインで我慢し、最後の直線で前にスペースができると強烈に伸びて差し切った。

 昨年12月の愛知杯(14着)以来、4戦ぶりに騎乗した三浦は「馬の状態の良さに尽きる。昨年のエリザベス女王杯(3着)の時よりパワーアップした感じ」と出来の良さを勝因に挙げた。さらに「狭いところに突っ込んだ馬の根性を褒めてあげたい」とパートナーを称賛。次走は未定だが、今後の牝馬重賞戦線での活躍を予感させる完勝劇だった。

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