見て感じて仕事に生かせた「三条」
2015年02月27日 05:30
競馬
アラブ戦線で強い馬が強い勝ち方をするだいご味に酔った。90年にはドリームチェスという栗毛の牡馬が7冠馬シンボリルドルフ産駒としての初Vを決めた。米国の第1回BCターフ(84年)覇者ラシュカリの産駒(リーワード)が走る姿を見に行った。ビギナーの友人が2周競馬の1周目ゴール前で「そのまま~!やった、当たったあ!」と大騒ぎし、周囲の注目を集めた。穴馬の単勝勝負が的中したものの、フタを開けたら配当500円。複勝が1500円の珍事も。
現在は大井でもインターネット投票売り上げが全体の50%を超え、本場入場者は減少傾向。便利な投票方法に違いないが、現場で感じたこと、学んだことは数知れない。三条があったから、今もこの仕事をしているのかもしれない。 (池田 裕文)