【愛知杯】ピカピカの毛づや“冬女”バウンスシャッセに勝機

2016年01月13日 05:30

競馬

【愛知杯】ピカピカの毛づや“冬女”バウンスシャッセに勝機
大館厩務員に手入れをされて気持ち良さそうなバウンスシャッセ。馬体はピカピカ!!
 土曜中京メーンは牝馬限定ハンデ重賞「第53回愛知杯」。重賞2勝馬のバウンスシャッセが、最高潮の状態で3勝目を狙っている。
 ささめ雪降る全休日の美浦。水曜追いを翌日に控えたバウンスが500キロをゆうに超える迫力満点の馬体を揺らしながら、杉原(レースは田辺)を背に元気に坂路を駆け上がった(4F64秒0)。運動を終えたバウンスは馬房で大館厩務員に丁寧にブラシを当てられ気持ちよさそう。「ほら、このピカピカの毛づや。波がある馬だけど、今凄く具合がいい。勝った中山牝馬Sと同じくらいじゃないかな」と誇らしげ。

 63歳のベテラン厩務員は菊池厩舎時代、81年皐月賞&ダービー2冠馬カツトップエースを担当した。「この馬は冬場の方がピリッとしているね。暖かくなるとフケ(牝馬特有の発情)っぽくなるから」。分析通り、全4勝中3勝を1~3月に挙げる“冬女”だ。

 トップハンデ55.5キロと見込まれたが、昨年中山牝馬Sで久々の勝利へ導いた田辺との再コンビ結成は、この上なく頼もしい。ショウナンパンドラ、ヌーヴォレコルト、ハープスターと同じ最強牝馬世代が、反撃の時を迎える。

おすすめテーマ

2016年01月13日のニュース

特集

ギャンブルのランキング

【楽天】オススメアイテム