菜七子 JRA初勝利に感無量「ダメだと思うことも何度もありました」

2016年04月10日 14:31

競馬

菜七子 JRA初勝利に感無量「ダメだと思うことも何度もありました」
JRA初勝利を挙げた藤田菜七子騎手
 JRA16年ぶりの新人女性騎手・藤田菜七子(18=根本)が10日の福島競馬9R・サニーデイズで1着となり、念願のJRA初勝利を挙げた。JRAでは通算51戦目、ひな祭りデビューとなった先月3日の川崎競馬での初騎乗からは70戦目での到達となった。
 2番人気に推されたサニーデイズはダッシュ良く2番手につけると、4角手前で先頭へ。そのまま後続を引き離して、会心のVゴールを飾った。先月24日の浦和競馬で2勝を既にマークしているが、JRAではこれまで最高2着だった。

 菜七子は「やっと勝てたんだなあ…と思い、本当にうれしかったです。ファンの声援?聞こえました。たくさんの方に応援していただき、競馬場にも足を運んでいただき、感謝の気持ちでいっぱいです。思うように乗れないことも多く、ダメだと思うことも何度もありましたが、こうして勝ててホッとしています。次は2勝目を目指します」と感無量の表情で喜びに浸っていた。

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