【京都新聞杯】ダービー見えた!オーディンV差しで重賞3勝目
2016年05月08日 05:30
競馬
これまでに経験していないコーナー4つのコース形態、2F延長にいかに対応するかがテーマだった。スタートしてから1コーナーの入り、道中の折り合い、そして直線の攻防までヒヤリとするシーンは一切なし。内容の伴った完璧な勝利で弾みをつけてダービーへ向かう。松田国師は「負けた2戦(萩S2着、共同通信杯6着)を踏まえて、どれだけ修正できるか。それを心掛けながらやってきたことが、今日の勝ちにつながりました。前走の毎日杯とこの京都新聞杯がダービーに向けての試走になったと思います」と大一番を見据えた。
同じく松田厩舎に在籍していた父ダノンシャンティは10年にNHKマイルCを制したものの、日本ダービーは右後肢骨折で無念の出走取消。あれから6年、その血を受け継いだ息子が競馬の祭典へ。厩舎一丸となって02年タニノギムレット、04年キングカメハメハに続くダービー制覇を狙っていく。
◆スマートオーディン 父ダノンシャンティ 母レディアップステージ(母の父アルザオ)牡3歳 栗東・松田厩舎所属 馬主・大川徹氏 生産者・北海道新冠町スカイビーチステーブル 戦績6戦4勝 総獲得賞金1億3927万5000円。