【エ女王杯】激走革命プロレタリアト“3度目”を狙う小島茂師
2016年11月11日 05:30
競馬
馬が初G1なら、鞍上の杉原も6年目で初騎乗。師は「前に杉原から“好きな馬だから、ずっと乗っていたいです”とメールをもらったことがあった。自分の手でつかみ取ったチャンスだし、こちらも胸を張って乗せられる」とエールを送る。杉原も「コンビを組んできた馬と出られるのはうれしい。長くいい脚を使って、しっかり最後まで走ってくれる。京都外回りは下り坂を利用してスピードに乗れる。持ち味を発揮できる舞台」とパートナーの力を最大限に引き出して、期待に応える騎乗をするつもりだ。
前走、京都で行われた古都Sを勝ってオープン入りしたばかり。以前は促さないと道中進んでいかなかったが、初めて着用したブリンカーが効果てきめん。4角まで馬なりで進出して直線は鋭い末脚で差し切った。今回は一気の相手強化になるが、師は「内心、通用するんじゃないかという気持ちもある」と期待感を隠しきれない。「スプマンテの時も“重賞未勝利馬は勝てない”と言われて、それではやってやろうと。あの時と同じようなシチュエーション」。2度あることは…。小島茂厩舎の3度目の驚がく配当演出があっても、何の不思議もない。