【チューリップ賞】今週復帰の福永、ミリッサに太鼓判「バネ凄い」
2017年03月01日 05:30
競馬
「小柄で少し気が勝っているけどバネが凄い。ダイワメジャー産駒でこれだけバネがある馬は珍しいけど、母系の特長みたいだね。俺の好きなタイプだよ」
昨年の阪神JFで1&2着だったソウルスターリングとリスグラシュー、紅梅Sを快勝したアロンザモナなど、実力馬がそろった一戦。2戦1勝のキャリアはやや心もとないが、潜在能力では負けていない。前走エルフィンS(3着)はレース前のテンションが高かったこともあって、折り合い重視で後方からの競馬。超スローペースが災いして差し届かなかったが、決して力負けではない。
「壁がないと力みそうだけど、タメさえ利けば確実に脚を使うはず。ここでいい勝負できないと本番でどうこうは言えないし、十分にやれる馬だと思うよ」
強気なセリフは自身を鼓舞するようにも聞こえる。待ちに待った春の到来。実戦を待ちわびる福永の手綱さばきから目が離せない。