【桜花賞】無敗戴冠に待った!“怪物級の刺客”アドマイヤミヤビ
2017年04月04日 05:30
競馬
「もう楽しみで楽しみで仕方ない。明日にでも競馬したいぐらい(笑い)。チャンピオンと戦えるんだから、こんな楽しみなことはない。他にもトライアルを勝って資格を得て来ている馬ばかり。そんな強い馬と一緒に戦えるんだから」
強気コメントでノートが埋められていく。発言者が島明広助手なら、これ以上の説得力はない。過去に93年のダービー馬ウイニングチケットを手掛けた腕利き。このハーツクライ産駒にも共通する非凡な資質を感じているようだ。
「競馬にいっても全く動じない。心配することがない。調教さえしっかりすれば、何の問題もない。セールスポイントは“操作性の良さ”かな。普段はお利口さんだけど、“瞬間湯沸かし器”っぽいところもある」
3連勝の勢いで挑む桜花賞。これまで手綱を取ってきたルメールは今回ソウルスターリングに騎乗するが、鞍上に昨年の優勝ジョッキーM・デムーロを確保できた点が大きい。
「先週ミルコが乗ってくれて“賢い馬”と言ってくれた。あとは思い通りに乗ってくれたら。理想は去年のようなレースだね」
昨年デムーロが騎乗したジュエラーは後方でタメにタメて直線大外一気。先に抜け出したシンハライトを鼻だけ差し切った。同様のレースが可能だと島助手はイメージする。注目の初対決。“好敵手”だけでは終わらないはずだ。