日本ダービー優先出走権の最終1枠を懸けたダービートライアル「プリンシパルS」(芝2000メートル)が6日、東京競馬場で行われ、1番人気のダイワキャグニー(牡3=菊沢厩舎、父キングカメハメハ、母トリプレックス)が直線半ばで抜け出して快勝。ダービー(28日、東京)の優先出走権を獲得した。勝ちタイムは1分58秒3。
マイネルユニブランがレースを引っ張り、ダイワキャグニーは5番手、2番人気レッドローゼスはそのすぐ後ろを追走。3角付近から先団争いが激しくなり、直線に入ったところでニシノアップルパイが先頭。ここからダイワキャグニーが力強い末脚を披露、ラスト1ハロンを切ったところで先頭に立つと、後続の追撃を振り切った。
2馬身半差の2着にはレッドローゼス、さらに3/4馬身差の3着は8番人気ロードアルバータが入った。
▼北村宏騎手の話 東京を上手に走れて良かった。気配も良かったし、スムーズに走ってくれた。中間の追い切りも順調だった。いい時計で走っているので(ダービーも)いいコンディションで迎えてほしい。