ヴィクトリアM初勝利のC・ルメール 伏兵評価も「自信あった」
2017年05月14日 16:24
競馬
道中は後方待機となったが「ちょうど良いポジションだった」と思惑通り。逃げたソルヴェイグが後ろを引きつけるスローな流れにも「直線では(追い出しを)我慢した」と冷静に馬群の中で好機を待った。
わずかにあいた隙間を一瞬で抜け出してきたが「瞬発力はすごいけど、長くは使えないので」と最後まで気を抜かなかった。大外から伏兵・デンコウアンジュが追いこんできたがもうひと伸び。我慢した分、余力は十分だった。
4歳とまだ若く「今年はすごく良くなった。今年は2連勝して前走もG2で2着」と成長を実感。G1初制覇に喜びもひとしおのようで、最後に「直線ですごく頑張ってくれた」と満面の笑みで愛馬を労った。
ルメール自身にとってもJRA通算600勝達成にG1制覇とメモリアルな1日となった。