ゴールドアクターは坂路(4F69秒6〜1F17秒2)を楽な手応えで登坂するとすぐにWコースへ向かった。輸送前日ながら単走でスピード感のある走りを披露。復権Vへ、気合の乗った好状態をアピールした。中川師は「状態は前回(天皇賞・春7着)と比べてもいいんじゃないか。前回はどこかおとなしすぎたし、気持ちを乗せていこうと。程よいテンションになってくれれば」と祈っていた。宿敵キタサンブラックとは6度目の対戦だが、キタサンより内寄りの枠に入ったのは勝った15年有馬記念以来。2番枠について師は「枠はどこでもよかったけど、奇数より偶数が欲しかったからね。馬場も時計がかかるくらいがいい」と期待を込めた。