【阪神3R】武豊がJRA通算3900勝達成!宝塚記念へ弾み

2017年06月25日 05:30

競馬

【阪神3R】武豊がJRA通算3900勝達成!宝塚記念へ弾み
<阪神3R>JRA通算3900勝を達成し、(左から)幸、ルメール、M・デムーロ(右端)に祝福される武豊 Photo By スポニチ
 宝塚記念の前祝いへ大台到達だ!24日の阪神競馬で武豊(48=フリー)が、この日最初の騎乗となった3Rをメイショウヴォルガで勝利し、JRA通算3900勝を達成した。その後の9Rもケンホファヴァルトで制し、さらに勝ち星を伸ばしてみせた。勝利数に関しては前人未到の地を歩み続ける“競馬界のレジェンド”。今回も自身が保持している記録の更新となった。
 「3900勝という数字は一つ一つの積み重ねで、重みは感じていますし、ありがたみも感じています。ただ、これからの方が大事ですし、もっと勝ち星を増やしていきたいし、4000勝は当然として明日(25日)の宝塚記念も頑張りたい」

 午前中のレースだったが、ウイナーズサークルの周りを大勢のファンが囲んでおり、お立ち台の武豊は祝福ムードに感謝した。

 阪神競馬場では昨年9月にJRA・海外・地方の勝利を合わせた通算4000勝を達成しており、今回も同じ“メイショウ”の勝負服だった。「トータル4000の時もそうでしたからね」と武豊が言えば、同馬の松本好雄オーナーは「うれしいですね。縁、だと思います」と両者はがっちり握手。

 ウイナーズサークルは大台達成を祝う場であったが、武豊はキタサンブラックで挑む宝塚記念の“壮行会”へと変えた。記念のボードを掲げるルメールとM・デムーロというライバル馬の騎手2人へお手柔らかに、の意味を込めて「お願いします…」とのジョーク。ファンはドッと沸いた。

 どこまでも千両役者。自身5勝目の宝塚記念を手にする決意が見え隠れする瞬間だった。

 ◆武 豊(たけ・ゆたか)1969年(昭44)3月15日、京都府出身の48歳。初勝利は87年3月7日、阪神3Rのダイナビショップ。JRA通算は史上最多の3901勝、重賞は新人時代から31年連続勝利中で316勝。G1は73勝で未勝利レースは朝日杯FSとホープフルSのみ。

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