【先週の新馬戦】将来有望!ディープ産駒ダノンプレミアム

2017年06月27日 05:30

競馬

 今開催で最もハイレベルなメンバーとなった阪神芝1800メートルは、ディープインパクト産駒のダノンプレミアムが4馬身差の圧勝を収めた。道悪で着差が開きやすかったことは確かだが、決して道悪巧者とは思えないタイプ。馬っぷりも良く、かなりの将来性を秘めている。次走、良馬場でどんなパフォーマンスを見せてくれるかに注目したい。
 新種牡馬エイシンフラッシュの産駒初勝利を挙げたのは、東京芝1800メートルを制したスワーヴエドワードだった。馬群の中で脚をため、追われるとしっかり伸びる優等生の競馬。いかにも中距離向きの大きなフットワークも印象的だった。ディープインパクトやレイデオロと同じ牝系の出身。母、祖母ともに未勝利に終わったが、血統のポテンシャルは高い。

 函館ダート1000メートルではモルトアレグロが圧倒的な1番人気に応えた。同じく武井厩舎に所属する1つ上のスペイツタウン産駒、リエノテソーロに似て、数字以上に筋肉質に見せるタイプ。血統や馬体から見て距離の壁はありそうだが、次走に予定しているエーデルワイス賞では確実に上位争いできるだろう。

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