【ジャパンC1週前追い】いざ打倒ブラック!クラウン晴れ舞台
2017年11月17日 05:30
競馬
天皇賞は泥んこ馬場でキタサンブラックと首差の死闘。森助手は「勝った馬は強かったが、クラウンもゴール前で一完歩ごとに詰め寄って、能力は見せてくれた」と振り返る。舞台となる東京2400メートルへの出走は、3歳時のダービー(3着)以来。「久々ですが、この馬にとっては能力を出し切れる舞台だと思う。ダービーも負けたが、上がりは最速(3F33秒8)でしたから」と、ごまかしが利かない力勝負のコース設定も歓迎する。
前走や宝塚記念1着(やや重)の激走から、道悪巧者には違いないが「本来は良馬場の瞬発力勝負が得意な馬。いいレースができると思う」と、今度は晴天、良馬場でのキタサンブラックとの再戦を希望する。同世代の最強ライバルとは今年、G1で3度対戦して1勝2敗。まさに雌雄を決する一戦に向け、クラウンは静かに牙を研ぐ。