土曜阪神は評判のヴェルテアシャフトが終始、物見をしながらでもエンジンがかかってからはしっかり加速。危なげなく逃げ切った。母ヒルダズパッションは千四ダートの米GI(バレリーナS)勝ちで全兄ジークカイザーは新馬、若竹賞と2連勝。素質馬がそろう池江厩舎からまた一頭、クラシック候補生が出てきた。
土曜中山のゴールドタンバリンは1歩目は速くなかったが抜群の行きっぷりでポジションを押し上げ、直線入り口で早くも先頭をうかがう勢いだった。しまいは手応え通りの伸び。ダート重賞5勝の祖母ゴールドティアラ、母ダブルゴールドに続いて3代連続新馬勝ちとなった。日曜中山のメジャーラプソディは、いずれ芝の走りも見てみたい逸材。エリスライトは終始楽な手応えで突き抜けた。スケールが大きい。