リリーノーブルは人気のロックディスタウンを見るように好位を追走。じっくりと脚をため坂の上りで一度は先頭に立つも、ラスト100メートルで勝ち馬の強襲にあい3/4馬身差の2着に敗れた。川田は「中1週でもテンションは我慢できていた。直線は交わされたが内容は悪くなかった。きょうは勝った相手が強かったです」と勝ち馬を称えた。
ソツのないレースで新馬→白菊賞を連勝。この中間も牝馬には厳しい中1週のローテを克服。初の大舞台で存分に実力を発揮した。藤岡師は「力は見せてくれたけどね…。きょうは内の馬を怖がりながら走っていた。来年に向けてしっかりと仕上げていきたい」と来春の雪辱を誓っていた。