【フェブラリーS】ノヴァ、持久力生かし砂の“新星”に
2018年02月14日 05:30
競馬
「うまく相手にやられたが、この馬の力は見せてくれた。やっぱり東京は合っていますね」
同じ音無厩舎に所属した近親サンライズバッカスは07年のこのレース覇者。ノヴァも府中は重賞Vを含め5戦3勝、2着1回。底力が問われる舞台で持ち味の持久力がフルに生きている。唯一崩れた3走前の武蔵野S(12着)の敗因は明白。「土曜の競馬で周りに馬がいなかった。当日もパドックから、えらくおとなしかったんですよね」。その影響か、デビュー以来最も軽い馬体重(520キロ)。次走の師走S(2着)をプラス12キロで巻き返しただけに、今回も馬体を維持できれば力を出せるはずだ。
ノヴァは北海道のヤナガワ牧場の生産馬。昨年末で引退したキタサンブラックや、コパノリッキーの生まれ故郷だ。「偉大な先輩に続きたいですね」。ビッグタイトルを手にしてダート界の新星(ノヴァ)となるか。