【フェブラリーS】アウォーディー復活!3F37秒9好時計
2018年02月16日 05:30
競馬
「間隔が詰まっているので単走でやりました。しまいをやる予定だったけど、テンもいい具合で入った。いい動きでした。乗っていた人間も“いい感じ”と言ってましたね」
前走は先月31日の川崎記念で3着だった。トレーナーが言うように「いいスタートではなかった」が、シュッとポジションを上げた。5番手のインで折り合いを付け、勝負どころから前を追った。脚が鈍ることもなく3着でゴール。「内容は良かったし、いいレースだったと思う」と振り返った。
今回は芝で走っていた時も通して、40走目にして初めてマイルを走る。これまで一番短かったのは1800メートル。松永幹師は「本来はそんなにスタートが遅い馬ではないし、ついていけないことはないと思う。芝からのスタートもいい。集中して走ってくれると思う」と前向きに展望を語った。
ダート界は群雄割拠の時代。昨年のJRAダート重賞を見ても、2勝したのはゴールドドリームのみ。条件によって勝ち馬がコロコロ変わっている。ダートの左回り【2・1・1・2】は大きな強み。「勝ったり負けたりしているメンバー。もうひと頑張りしてもらいたいですね」と師。16年のJBCクラシック以来遠ざかっているG1勝利。初距離への“未知の魅力”も乗せて、ベテランが復活の美酒を目指す。