美浦トレセン大規模改修へ!“目玉”は坂路コースの拡充

2018年02月17日 05:30

競馬

 強い関東馬づくりへ、美浦トレセンの本格的な施設改修が検討されていることが16日までに分かった。JRAが改修を検討しているのは追い切りの主舞台になっている坂路コース、南馬場Wコース。すでに日本調教師会関東支部の役員ら関係者と協議に入っており、3月にも概要が発表される。
 施設改修の目玉になるのは坂路コースの拡充だ。93年にオープンした美浦の坂路は04年に拡幅工事を行ったが、栗東とは依然として勾配に大きな隔たりがある。現在、高低差18メートル(勾配=前半400メートル0・625%、後半350メートル3%、残り50メートル4・688%)のコースを高低差32メートルの栗東(勾配=前半230メートル2%、後半570メートル3・5%)並みに拡充する計画。また、南馬場Wコースも改修する。現在は直線の上り勾配(1%)の影響で右回り調教しか行われていないが、平たんにすることで左回り調教も可能になる。関東調教師の強い要望を受けての施設改修。JRAは「現在、各方面と調整中。3月5日の定例会見で一定の説明をしたい」としている。

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